医院・クリニックの設計 ケーススタディ
皮膚科実例
港区の内医療モールの中に入っているクリニック
保険診療の子供から私費治療のシニアまでをターゲットにしているので「カジュアルな感じを残しつつシックにまとめる」
そんなイメージを持って設計しています。
同時に女性の先生がやっている「優しいクリニック」という事を分かりやすく空間で表現するために曲線を多用して待合空間をつくりました。
01 曲線を使って待合室の区画を作っています。カーテンと床仕上げの違いで領域を仕切ることにより開放的でありながらそれぞれの空間がしっかりと分けられています。
02 掲示物が多いクリニックでは掲示スペースの確保が難しいです。壁の中段のベージュ部分は下地に鉄板を入れ、マグネットが効いていて掲示物の貼り替えをきれいに行えるようになっています。
03 シンプルで使いやすい診察室(左利きのドクターです)
04 小さく区画されたレーザー処置室
05 既製品とオーダー家具を組み合わせて使いやすく且つコストコントロールされた滅菌コーナーに仕立てました。
06 診察ゾーンの最も奥に設けられた処置室。カーテンで2つの部屋に分けられます。
07 プライバシーに配慮した中待合
08 中待合に隣接している洗顔コーナーはシンクとカウンターがシームレスで一体となっていて、清潔に保ち易いように配慮されています。
09 タイトなスペースを有効に活用する為、ペーパータオルは鏡のついた吊戸棚の内に組み込み、ゴミ投函口は下部収納の扉に設置しました。
10デザイン性の高いビニルクロスを使い、美観と清掃性に配慮しました。