戸建てクリニック にしだ歯科医院 所沢市の市街化調整区域に建つ歯科医院です。 診察台と診察台の間に坪庭を設け、 そこに植えられた樹木によって患者さんのプライバシーを確保しています。 気持ちのよい伸びやかな空間で診察を受けられるように配慮しました。 設計者の解説 所沢市郊外の狭山茶のふるさとにある木造平屋建てのクリニックです。 建物右端に見える外観のアクセントとなっているシルバーのボックスは、医療用の機械室となっていて、コンプレッサーやバキュームが収められています。 木製ルーバーの間から透けて見える緑は診察室と診察室の間にある坪庭の植栽です。 受付と待合室。完全予約なので、待合はソファ1本だけとして広さのゆとりを優先しました。 待合ソファ正面の風景です。 白い壁と白木のフローリングに、緑の植栽が良いコントラストとなっています。 診察室と診察室の間の坪庭。 パーティションの代わりに坪庭が空間を仕切っています。 リズミカルな坪庭と診察台の配列。 診察台からの風景です。 ガラスが多くて寒いのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、灯油を熱源とした温水床暖房を入れていること、ペアガラスの構成がしっかりしていること、断熱が十分なされている事が主要因となり、冬場でも乾燥も少なく、暖かく快適な診察室となっています。