テナントクリニック
芝浦アイランド皮膚科
「曲面で領域をつくる皮ふ科クリニック」
医療モールに入る皮膚科のクリニックです。
限られたテナントスペースに必要な空間をそれぞれ部屋として作っていくと、
とても狭苦しいクリニックとなってしまうことが想定できました。
そこで、部屋としてきちんと区画されていなくても良い空間を
凸型の曲面を使ってコーナーとして設え、
広がりのあるのびやかな空間を目指しました。
同時に曲面で囲われない残った空間が
スピード感をもった移動空間(通路)になる事を期待しました。
ケガをした子供から自費治療のシニアの患者様までを対象とするため、
ガラスモザイクタイルやカーペット、突板の木目、布といった
素材感のあるものを組み合わせるほか、
間接照明を効果的に使うことで、シックでありながら、
少し着くずした感じのデザインとしています。
設計者の解説
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