オリジナルのモンステラの葉のシートをガラス面に貼ることで、適度な透明感を演出しています。

構造上閉鎖的になりがちなX線室ですが、仕上材の選定や照明計画により、閉塞感を軽減し、もてなしの心で患者さんを迎えられるよう配慮します。

テナントの建物の都合でどうしても出来てしまう段差に間接照明を入れて、段差を認識しやすく、且つデザイン的に軽やかな印象を得ています。

同じ白い色でもザラザラした白、つるつるした白など、質感の違いにより受ける印象は大きく異なります。このクリニックでは質感の異なる白とガラスの扱い方で、のびやかで拡がりのある室内としています。