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医院設計、歯科医院設計、医院開業、歯科開業、
歯科内装、歯科医院リフォーム、歯科リフォーム
もし自分がお施主さんならどう思うか。我々建築設計に携わる者は多くの場合、建築の素人であるお施主さんと共に建物を構想します。
専門家ではないのでお施主様のご要望を聞くだけではなく、お施主様の言葉の背景にあるものを常に察しながら、お施主様の言葉にならないご要望を拾い上げられるよう
If I were you. もし自分がお施主さんならという視点を常にもちながら設計や監理に携わるようにしています。
大辞林第3版の解説によると、物事とは、物と事。一切の有形・無形の事柄。とあります。
近年は事消費などという言葉が使われるようになったり、ハードよりソフトに目が行くことが多くなったように思います。確かに素敵な笑顔があったり、楽しいおしゃべりは場所を選ばないかもしれません。でも実際には、物とのかかわりを持ちながら事がおこる。
我々は物(建物)を作る事を仕事としていますが、物を作ると同時にモノづくりをご一緒する施主様と設計という事づくりを一緒にしているとも言えます。
物と事、ハードとソフトが上手く共鳴しながら素敵な物事が始まる。建物の歴史が始まる。
そんな素敵な物事の始まりを皆様とご一緒したいと願っています。
古代ギリシアで、ウィトルウィウスという人が建築十書という本を書きました。
そこには何が書かれているかというと、優れた建物には欠く事の出来ない3つの要素があると。1つは建物が壊れないようにする強度。2つ目は使いさすさ、三番目は美しさ。
幾ら頑丈で、使いやすい建物でも醜い建物では優れた建物とは言えず、美しさも優れた建物には欠く事の出来ない要素であると唱っています。
我々は現代に生きていますが、この古代ギリシア人の言葉は大変重要に思います。と同時に、我々現代人の生活と古代人の生活を比較すると大きな違いもあります。
その最も大きなものが、エネルギーに関するものです。
古代人の住居には電気もなけば、ガスもない。生活をするうえで、使うエネルギーはほとんどありませんでした。ところが、今日ではどうでしょうか。照明器具やらエアコン、ガスコンロなどエネルギーを消費するものが沢山身の回りにあります。
そこで我々は今日の建物において必要なものは3つの要素ではなく、4つの要素。エネルギーという指標を加えて用・強・美・エネ。これら4つの要素が高い次元でバランスされて始めた良い建物が出来ると思うに至りました。
用強美でもお伝えしましたが、今日の良い建物には省エネルギーといった視点は不可欠に思います。
どんなに使いやすく、耐震性もあり、美しいい建物でも昔のアメ車みたいに1リッターで2kmしか走らないような燃費の悪い建物では仕方ありません。
このエネルギー問題は費用対効果のバランスも重要で、ランニングコストを落とすために莫大初期投資をしなければならないケースもあります。
プリウスのように燃費のいい建物を目指したいところですが、建設地のエネルギー環境や、建設地の日照環境などを把握したうえで、費用対効果のバランスをみながら慎重な検討が必要なところです。
設計監理とは建物を建築する際の「設計」と「監理」の2つを行う業務です。
設計においては建物の完成形をイメージして図面化すること、監理は建物を実際に施工する際に図面化された設計図通りに工事が進むように監理します。つまり設計監理とは建物のイメージからそれの具現化までの全てに携わる業務のことです。
設計においては建物の基本設計のイメージから始まり具体的な図面を形成します。図面が完成したら図面通りの建物を建てるために必要な費用を計算して見積書を作成します。施主様が図面と見積もりの内容に納得していただければ工事契約を結びます。
監理においては実際に工事中の現場に立ち会って施工状況の確認を行います。使用する材料や施工方法を確認し、図面通りに建物が完成するように施工会社へ指示します。
医院・クリニックの設計監理は住宅やオフィスと違って医療に関する専門的な知識が求められます。そのため設計監理を行う人もそれ相応の知識と経験を持った人である必要があります。
また医院・クリニックは多くの診療科(外科、内科、歯科など)が存在するので、それらに合った設計監理が求められます。診療科によって患者様にとってもスタッフにとっても理想的なデザインの形は違ってくるので、それぞれの医院・クリニックのコンセプトに見合ったデザインを心がける必要があります。
より良い医院・クリニックの設計監理をするためにはこちらから提案するだけでなく、施主様の要望もしっかり聞いて満足度の高い施設を目指さなければなりません。
設計の際は施主様の希望するデザイン・設備内容などの意見を把握して予算に見合った図面を設計します。
監理においては施主様の代わりに工事現場に立ち会って施工状況を確認します。施工会社との打ち合わせや指示出しも都度行い、施主様にも工事経過を確認していただきます。
理想的な建物を完成させるためには、設計監理を担当する物が施主様と密に連絡を取り合って設計し、建物が完成するまで監理する必要があります。
医院・クリニックを利用する人は主に患者様と医療スタッフです。理想的な医院・クリニックを設計監理するためには双方にとって利用しやすい施設を目指さなければなりません。患者様にとっては居心地の良い空間、医療スタッフにとっては働きやすい場所であることが望まれます。
医療施設というと無機質で機械的な施設というイメージがあります。確かに医療スタッフが仕事をする上では余計な物を全て排除するべきです。しかし無駄を一切排除した施設は緊張感があって患者様にとっては居心地が悪い場所になってしまいます。
理想的な医院・クリニックの設計監理には医療スタッフが作業しやすい効率性と患者様にとって肌触りが良く落ち着いて通院出来る空間の両方を意識することが求められます。
医院・クリニックの開業をするためには下記の様な手順を踏むことになります。
流れとしては
医院・クリニックを開業するためには下記の届出・申請が必要になります。
診療所開設届、診療用X線装置備付届、麻薬管理者・施用者免許申請書、診療所使用許可申請書(有床の場合)など
保険医療機関指定申請書
健康保険・厚生年金保険新規適用届、新規適用事業所現況書、健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届、健康保険被扶養者(異動)届
雇用保険適用事業所設置届、雇用保険被保険者資格取得届
個人事業開廃業等届出書、青色申告承認申請書、青色事業専従者給与に関する届出書、たな卸資産の評価方法の届出書、減価償却資産の償却方法の届出書など
生活保護法指定医療機関指定申請書
母体保護法指定医師指定申請書
労災保険指定医療機関指定申請書
診療科目によってその他にも必要な手続きがある場合もあります。
診療所開設届は開設日から10日以内に所管の保健所へ届け出なければなりません。しかし書類を提出する際に保健所から院内レイアウトや施設の名称について指導が入る可能性があります。
もし設備内容に問題があるまたは名称が近隣にある医療施設と重なっていた場合、届出が受理されず修正しなければなりません。
トラブルを起こさずに診療所開設届を提出するためには、もっと早い段階で保健所へ行き届出の内容について相談する必要があります。その際に届出の正しい書き方についてもしっかりと教えてもらいましょう。
診療所開設届が受理されればクリニックとして法律上は認められます。しかし各地域の厚生局の事務所に保険医療機関指定申請書を提出しないと保険診療が行えません。
保険医療機関指定申請書の受付は締切日が毎月一日付(各都道府県によって異なる)です。月末に申請書を提出して受け付けてもらえば、翌月から保険診療が行えます。しかし申請が間に合わなかった場合、次回の締切日まで1ヶ月間待たなければなりません。
保険医療機関指定申請→開業をスムーズに行うためには、開業する地域の申請書受付日を確認して間が開かないように手続きを進める必要があります。
医院・クリニックを開業する上で覚えておいて欲しいポイントをご紹介します。
医院・クリニックを開業する上でまず最初にやる事は、自分が良しとする理想の医院・クリニックをイメージすることです。施設の立地条件・構造・間取り・設備などをイメージして、イメージしたものの実現に向かって行動します。
医院・クリニックはより多くの患者様に利用してもらえる施設であるべきです。そのためには広々とした待合室や温もりを感じられるデザインを追求する必要があります。子供が頻繁に通院する診療科目なら小さな子供への配慮も重要です。
また医療スタッフの作業効率も考慮しなければなりません。スタッフの仕事のしやすさの追求とは主に部屋通しの行き来のしやすさや、患者様と医療スタッフがぶつからないようにすると言った動線を考える事が重要です。
医院・クリニックを開業するにあたって開業する場所選びは開業が成功するかどうかを大きく左右します。場所選びにはその地域の人口・主な年齢層・立地条件・近隣にある競合医院・クリニックなどの情報を仕入れる必要があります。
物件自体の情報も重要です。建物の広さと構造を調べて患者様が立ち入る場所と医療スタッフが作業するエリアの両方のバランスを考えます。雑居ビルの中のテナントを使用する場合は隣や上下階の情報も必要です。なるべく大きめな看板を出すスペースも必要になります。
開業する場所と物件の情報はデータ上だけでは把握できません。実際に現場に足を運んで理想の医院・クリニックを実現できる立地及び物件かどうかを確かめる必要があります。
住宅やオフィスの建築と同様に医院・クリニックの設計は設計事務所に依頼します。その際に必要な費用の見積もりも出してもらいます。
医療施設は他の建物と違って特殊な設備や間取りが必要なので、それらに関する確かな知識を持ちしっかりと対応出来る設計事務所に頼りましょう。間違っても医療施設の設計未経験の設計事務所には依頼しないで下さい。
依頼したら設計事務所とは密に連絡を取り合いましょう。自分の希望内容をしっかりと伝えて理想の医院・クリニック実現に尽力してもらいます。逆に設計事務所からの質問にはこちらもしっかりと答えて、不明な点はお互いに聞きあえる関係を目指しましょう。
医院・クリニックは当然自分一人では運営できません。そのため頼れる医療スタッフを雇う必要があります。スタッフ募集の際は医療施設の規模や診療科目によって必要な人数や条件が異なります。
給与額はスタッフを募集する上で非常に重要な要素です。高すぎず低すぎずスタッフが納得できる金額を設定します。近隣に似たような医療機関がある場合、賃金情報を調べてそれらに見劣りしないような金額を設定すると良いでしょう。
応募者が集まったら面接をして信頼できる医療スタッフになりうる人物かどうかを審査します。応募者の職歴・志望動機・医療関連の実績などこちらが効きたい質問内容を事前にまとめておくと良いでしょう。患者様の目線を入れるためにも面接時に第三者を参加させることも効果的です。
一度スタッフの募集をかけたからと言って欲しい人数が揃うとは限りません。そのためなるべく早めに動いて、人数が集まらなかったら再募集をかけることも考えておく必要があります。大抵の場合、最低でも開業の約2か月前から募集開始することが一般的です。
その際に中々良い人材が見つからず焦っているからといって条件に満たない人を無理して雇うことは止めましょう。信頼できない人を医療スタッフとして雇ってしまっては患者様の苦情につながる可能性があります。
医院・クリニックを開業する際は新しく開業することを近隣住民に告知する必要があります。上手く告知しないと折角開業しても誰も利用してくれないクリニックになりかねません。
一昔前までは新聞の折り込みチラシや電柱広告などが多く利用されていました。現在はホームページや他の医院・クリニックからの紹介によって集まる患者様が多くなっています。また医院・クリニックの評判が上がれば口コミによる患者様の増加も見込めます。
設計事務所に問合わせるのは気が引けると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞお気軽にコンタクトしてみて下さい。
クリニックを作ろうとお考えになられましたら、お電話やメールでお気軽にご相談下さい。
メールやお電話でお目にかかる日時や場所のご相談をさせて頂きます。
どのようなクリニックにしたい。幾らで作りたいなどを全て決めてからでないとヒアリングやコンサルティングが出来ないという事ではありません。決められるところだけ、考えておいて頂ければ大丈夫です。あとは弊社で上手にエスコートしていきます。
ご要望をお聞きします。建設地が決まっていれば、土地の地番や測量図どの入手されている土地の情報をお持ちください。決まっていればご予算感を教えて頂きます。その他建物に対するご要望をお聞きします。例えば、診察室を何室とか、カウンセリングルームが欲しい、医院長室には応接セットを置きたいなどと思いつくことをお伝え下さい。
弊社の実績や他のクリニック様の事例をご紹介、どのようにクリニックを実現させていくか仕事の流れや予算計画などをご紹介させて頂きます。同時にプレゼンテーション費用をご説明させて頂き、プレゼンテーションを受けるかどうかを決めて頂きます。検討されている土地にどれくらいの大きさの建物が建つとか、駐車場は何台とかの大体の規模感の検討をする事が出来ます。プレゼンテーションは有料ですが、設計監理業務を委託して頂いた場合には、ここでお支払い頂く金額を差し引いて設計監理費用を算出します。
10日程度
がけ地や、敷地が極端に変形している場合などは、極力現地調査にご同行頂ければ有難いのですが、そうでない場合は、敷地写真などで敷地に関する思いを共有させて頂きたいと思います。
可能であれば、現地調査にご同行頂き、この土地の気に入っているところや、心配しているところなどをお伝えいただき情報の共有化を図れればと有難いです。
現地調査と法律や条例などの規制に関する調査を行います。具体的には土地の持つポテンシャルを理解する事。役所や関係省庁に行って、計画に影響のありそうな規制を調べます。この段階では、一般的な法律の規制を確認する事になりますので、設計が進んだ段階で再度、関係法令へ適合しているかのチェックをします。
20日程度
必ずしもこのプレゼンテーションの案(間取り)で建物が出来るわけではないのですが、プレゼンテーションでの弊社の考え方や感性を共有出来るかをポイントにパートナー選定をして頂ければと思います。間取りは、その後の基本設計と呼ばれる過程で何度も作り直す事になりますので案そのものが、イメージと違うからといって慌てないで大丈夫です。
プレゼンテーションをみて頂き、弊社に設計のご依頼を頂けるかのご判断をして頂きます。プレゼの前に弊社に設計を依頼する事を決めて下さった施主様には、弊社より、家具購入費用の一部を負担させて頂く特典をご用意させて頂いております。
プレゼンテーションの内容は、図面類とCGや模型など計画を分かりやすく表現した資料。大まかな設計と工事のスケジュール表。計画の参考となる予算計画書。お施主様のご要望を反映しながら、その土地のポテンシャルを引き出した設計のご提案をさせて頂きます。その他、契約上重要なポイントを重要事項説明書を使いご説明させて頂きます。
これで正式なパートナーとなります。
設計監理業務委託書・重要事項説明書に記名捺印を頂きます。
業界の標準フォーマットとなっている四会連合会の契約書をひな型とした設計監理契約書を製作致します。
7~30日程度
建物を安全に設計するには、建設地の地盤の強さを確認する事が必須です。地盤調査は簡易的なSWS方式の調査から、本格的な調査(いわゆるボーリング調査)まであり、建物の構造と規模によって必要な調査が違います。測量の内容は以下のものです。地積測量・高低差測量・(必要な場合はこれに真北測量が加わります)。
地盤調査と測量の発注をお願い致します。(弊社がコーディネートしますので、お施主様からは弊社にGOサインを頂くだけで結構です)
地盤調査については、建物の構造種別をもとに、構造設計者と協議し適切な地盤調査の方法を選定します。測量については、基準となるポイント(例えば道路の真ん中にあるマンホール、道路境界を示す鋲など)を選定し、隣接する建物の窓の位置などを測量して貰えるよう依頼します。
70~90日程度
この段階では建物の間取りや、外観のイメージ、内装の仕上げ材料、手洗いやエアコンの位置など大きなところを2週間に1度の打合せで大体5回前後の打合せで決めていきます。ポイントは設計は間取りだけではなくその他にいろいろと決めなければならない事があるので、間取りの決定に時間をかけすぎない事です。
設計上の各ポイントでメリット、デメリットを把握して頂き、最終的にこの間取りで進めるというご決定を頂きます。
3次元の空間を扱うので、それを建築の専門家ではないお施主様に2次元の図面だけで設計内容を把握してもらうのは難しいと思いますので、弊社ではBIMを用いて、設計している内容を3次元で確認して頂けるようにしています。
15~25日程度
基本設計にて仮決めした内容で、施工会社に依頼して概算の見積もりを提出してもらいます。概算見積もりの結果が、当初の予算計画の金額に対して高いのか安いのかを確認して、設計を調整したり、補正予算を組んで頂いたり対応を検討します。また、この概算見積もりは最終的にとる本見積よりも少し安めの価格になる事が多いので注意が必要です。
設計内容に優先順位をつけて、優先順位の低いものを将来工事に廻す検討や、予算組の微調整などをお願いするします。
設計内容に優先順位をつけ、優先順位の高いものから実現していくようにして費用対効果の効率を高めながらコストコントロールします。
60日程度
基本設計で決めた内容を元に、家具の細かい寸法や、床や壁などの仕上げ材料の色味などを決定していきます。この段階では看板をどのように設置するかなど、グラフィックデザインとの兼ね合いもあるので、建築や外構の植栽や看板などビジュアルの統一感が大切です。弊社では建築と外構(ランドスケープ)、グラフィックデザインが一体となって印象的な外観になるよう努めています。大きなだけの看板よりも、建物ランドスケープ、グラフィックデザインが一体となって大きな看板となり、だれもが素敵と思うような環境を作り上げます。
コンセントの位置や、棚の大きさなど使い勝手と深くかかわる部分を決めて頂きます。
使い勝手をお聞きしながら、引き出しの深さなど細かい部分の設計を煮詰めます。この段階で、床や壁などの仕上げ材料や色味なども決めていきます。
30~40日程度
何十枚、場合によっては百枚を超える図面を製作して、施工会社に見積もりを依頼します。この際に、工事代金の支払い回数や支払いの割合なども施工会社に伝えます。想定予算にあう見積もりとなるよう設計の内容を調整しながら進めていますので、大きくご予算からずれる事は多くありません。けれども、案件によっては、概算見積もりから想定外に高くなる場合もありますので、そのような場合には、見積提出後、設計変更をしたり、補正予算を組んで頂いたりして、短期的・長期的な施主様のメリットを考えて対応しています。
工事に応じた一般的な支払回数や支払い比率などを弊社でお知らせしますので、これらをご決定頂きます。工事代金が概算見積もりに比べて、想定よりも高かった場合に備えて、もし設計変更して工事代金の調整をする必要が出た場合に備えて
見積依頼書の製作をして見積もりの条件を施工会社に伝えます。見積書と見積図を見比べて、不整合が無いかの確認。コストの妥当性の検証をします。またコストコントロールの為の設計変更の検討などをします。
20~40日程度
建物を建てる場合、地域によって行政手続きの内容は異なるのですが、確認申請は最低限必要な手続きです。その他、開発許可申請、各種条例への対応などを行います。確認申請は本見積とほぼ同時期に行いますが、その時その場所での建設状況を鑑み、確認申請を本見積に先行させる場合と、本見積を先行させる場合があります。
各種申請書類への記名捺印をお願い致します。
建築確認申請をはじめ、必要な申請をするために必要な図面等を製作します。
施主様と施工会社、設計事務所が、甲乙丙の関係で工事契約を結びます。甲乙丙がそれぞれ立場は違いますが、良い建物を作るために、協力し合いながら工事を進める事を約束します。
工事契約書に記名捺印頂きます。
甲乙丙の丙の立場で、工事契約書に記名捺印します。丙は甲と乙の工事契約がスムースに履行されるよう監理していきます。
地域の神社などにお願いして、お清めと工事の安全祈願をしてもらいます。多くの場合、3~5万円の初穂料で神主さんにお願いしています。この際に、敷地に対する建物位置の確認をしてもらう事が多いです。
クリニックスタッフと共に参加して頂く事が多いです。所要時間は30分程度です。地鎮祭のあと、糸などで示された建物の配置や、敷地境界線との離隔を確認して頂きます。
やり方と言われる建物の位置を示す糸の長さや、この糸と隣地境界線の距離を確認します。
工事は地面を掘る事から始まります。その後、建物の下の部分である基礎と呼ばれる部分を施工し、それから建物の骨組の工事に進みます。骨組みが出来上がるまでは、要所要所のポイントで、工事監理を行います。骨組みが出来上がった後は、1週間に一度弊社スタッフが現場に行き、施工会社と施工方法について確認します。
お時間を頂けるようでしたら、月に一度、現場総合定例打合せと呼ばれる打合せに参加頂き、施工会社と設計事務所がどのような打ち合わせをしているかを確認して頂くと同時に、建物が完成してしまうと見えなくなってしまう建物の構造などを見学して頂きます。
建物の構造形式によって上棟までの監理のタイミングは異なるのですが、上棟までは構造設計者とともに構造の検査などを行います。上棟以降は毎週もしくは隔週で定期的に現場での定例打合せを行い設計通り施工してもらえるよう監理します。
建物の骨組みが出来上がった状態を上棟と言います。工事関係者の労をねぎらう為に、簡易的な上棟式を行う事も多いです。
上棟のセレモニーをするかしないかは別として、骨組みが出来た時点で、骨組みや建物の大きさを確認してもらいます。
構造形式によって異なりますが、骨組みの最終確認をします。ここで構造設計者の役割は終わります。
いよいよ建物の完成です。主要な家具などを入れてプロの建築写真家に撮影をしてもらいます。
引越しや各種登記の変更など、もろもろの事務手続きを行って頂きます。
建物のお引き渡しに向けて最終調整に入ります。
必要に応じて民間審査機関、行政の検査を受けて、計画通り建物が出来ていることのお墨付きをもらいます。また、施工会社や弊社の検査で汚れや建具の動きなどをチェックし、不具合があれば是正します。これら全てが終わった後、お施主様に建物の確認をして頂きます。
引渡し前の施主確認を行って頂きます。
各種の検査の段取りや書類の受け渡しの他、弊社の検査を行います。
各業者から器具類の取り扱いの説明を受けます。
業者から取り扱いの背説明を受けて頂きます。
施主様と一緒に取り扱い説明を受けるなどの対応を致します。
建物の引受書に記名捺印を頂き、鍵を受け取って、建物が施工会社からお施主様の手に引き渡されます。
建物の引受書に記名捺印を頂き、鍵を受け取って頂きます。
引渡しの行事が適切に行われるか監理します。
あいうえお
かきくけこ
岡部克哉建築設計事務所では図面や建築模型以外にBIM(ビルディングインフォメーションモデリング)を採用しております。
お客様と空間のイメージを共有するためのツールとしてBIMデータを用いて3Dとして建物を起こし立体的に見ることができます。
これにより従来の図面や模型からは判断できない部分、例えば建物内部や素材などをわかりやすく見ることができ、
より深い所での理解や情報の共有ができるようになります。
また、これらを用いて打合せをすることで、お客様にわかりやすく提案ができる上に、
提案に対してお客様からのご意見やご要望が頂きやすいと考えております。
参考例の様なパースを作り検討を重ねていきます。
また、静止画だけではなくBIMxのアプリを使って建物の中を歩いているように見ることもできます。
サンプルを用意しておりますのでBIMxのアプリをダウンロードして頂き、ご覧になってください。
お互いのイメージが共有できていれば、お客様のイメージからかけ離れた建物になるリスクも減ります。
視覚的に捉えることでお客様の不安を少しでも取り除き、建物を作る過程を楽しみながら進めて行くツールとして活用できます。ぜひ体験してみませんか。
下記のリンクよりBIMxアプリをインストールして下さい。
【PCの場合】
http://www.graphisoft.co.jp/download/bimx/
【iPhone、iPadの場合】
https://itunes.apple.com/jp/app/bimx-jian-zhupurojekutononabigeshon/id452706864?mt=8
【Androidスマートフォン・タブレットの場合】
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.graphisoft.bimx
下記のリンク・パスワードを入力し、よりBIMデータが閲覧できます。
【BIM専用アドレス・ドロップボックス】
https://www.dropbox.com
アドレス: koocg2019@gmail.com
パスワード: bimxcg2019
□群馬県桐生市に生まれる
□てんびん座
□O型
□いわゆる右利き(利き目は左)
□妻・娘・小型犬2匹と暮らす
□岡部本人は、趣味としては、菜園・料理など食にかかわるものから、音楽鑑賞。
近年では体力維持や健康管理といった面からもヨガを習ったりしています。
それ以外にも、小輪径の自転車や、マニュアルの自動車、小型ヨットなど乗り物が好き
遊戯性のあるスポーツも好きで、ゴルフやテニスを楽しんでいます。
□日本大学卒業
日本大学大学院博士前期課程修了
東京芸術大学大学院修士課程修了
東京芸術大学大学院博士課程満期退学
□アトリエ系設計事務所勤務して修行
□1997年自らの設計事務所を設立
□設立 1997年
□代表取締役 岡部克哉
□得意分野
クリニック設計を中心に活動しています。またクリニック専門ではなく、あえてクリニックの設計を活動の中心に据えながら他の用途の建築設計にも携わっています。
業務は設計と監理を中心にしながら、それにまつわる不動産からインテリアコーディネイトとその管理までを行う。
施工はその地域に根差した施工会社に依頼しますので、全国どこでも我々は設計監理を行う事が可能です。
工事の適正価格を探る為、複数の施工会社に見積もりを依頼する場合や、
最初から特定の施工会社を選定して、概算見積もりから本見積、工事をお願いすることもあります。
案件の特性にあわせて最適な進め方を検討し、柔軟に対応しています。
遠方の仕事もしやすいJR新橋駅近くに事務所を構える。
数名で活動している会社ですが、子育て真っ最中のスタッフが3人います。
2人は女性で、1人は男性です。
子育てか、仕事かの二者択一を迫られる時代もありましたが、昨今は少し時代の流れも変わってきています。
弊社でも子育てと仕事を両立出来るように、その人にあった勤務時間や、日によっては在宅での勤務なども取り入れて、弊社なりの素敵な働き方の模索をしながら活動しています。
良い設計をして素敵な建物を作る事の効果を最大限高める事、これを突き詰めていきたいと思っています。
素敵な建物が出来れば、それを所有する方の所有欲も満たされますし、
それを使う人も、大切に建物を使おうとしたり、こんな素敵な建物で働いている自分にプライドを持てたり。
また、素敵な建物で治療を受けることで満足感を高めてくれる患者さんも現れます。
建物とそこで行われる診療などの行為がシンクロして、素敵な物事の始まりが沢山うまれる事を願っています。
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